流れ流れ 鳥は遠くの岩が
懐かしくなるのか 高く空を飛んだ
誰も知らない 知らない街を見下ろし
鳥は何を思うか 淋しい僕と同じだろうか
離ればなれ 鳥は群れの仲間が
懐かしくなるのか 高い声で鳴いた
何も言わない 言わない街は静かに
それを聴いていたんだ 弱い僕と同じだろうか
痛みや傷や嘘に慣れた僕らの言葉は
疲れた川面浮かび流れ君が住む町で
消えた 消えた (カワハナガレル)
消えた (マダミエテナイ マダミエテナイ)
消えた 消えた (カワハナガレル)
消えた (マダミエナイ マダミエナイカラ)
濡れたままの 髪で僕は眠りたい
脱ぎ捨てられた服 昨日のままだった
何も言わない 言わない部屋の壁に
それは寄りかかってだらしない僕を見ている様だ
痛みや傷や嘘に慣れた僕の独り言
疲れた夜と 並び吹く風君の頬へ
触れた 触れた (ヨルハナガレル)
触れた (ナイテハイナイ ナイテハイナイ)
触れた 触れた (ヨルハナガレル)
君が (ナイテイタ ナイテイタカラ)
振り返った 季節に立って
思い出せなくて嫌になって
流れ 流れてた 鳥だって
街で鳴いてたろ鳴いてたろ
過ぎ去った 季節を待って
思い出せなくて嫌になって
離ればなれから飛び立って
鳥も鳴いてたろ鳴いてたろ
いつだって僕らを待ってる
疲れた 痛みや 傷だって
変わらないままの夜だって
歌い 続けるよ 続けるよ
いつだって僕らを待ってる
まだ見えない儘只待ってる
だらしなくて弱い僕だって
歌い 続けるよ 続けるよ